SIPSS 消費税計算順序設定の廃止について
Published 2019-08-30 / by 株式会社シンク
SIPSS Beauty、SIPSS3 をご利用の皆様
平素より SIPSS Beauty、SIPSS3 をご利用いただきましてありがとうございます。
SIPSS Beauty、SIPSS3では、2019年10月1日からの消費税増税・軽減税率対応に伴う、
レシートの「区分記載請求書等保存方式」への対応を予定しております。
その一環と致しまして、消費税計算順序の設定を廃止し、
新しい計算方法を設けることになりました。以下にて詳細をご説明致します。
<<廃止する設定>>
店舗システム>メニュー>消費税計算順序にて、
『1項目に対して』と『合計に対して』のどちらかを選択することが可能でしたが、
2019年9月30日をもって、これらの設定を廃止致します。
<<廃止による影響>>
全てのメニューを内税とされているサロン様におかれましては、特に影響はございません。
以降の説明は、必ずしもお読みいただく必要はございません。
外税のメニューをご利用であるサロン様におかれましては、
必ず最後まで一読いただけますようお願い申し上げます。
<<新たな消費税計算処理>>
2019年10月1日以降、前述の設定項目である『合計に対して』をベースとしつつ、
税率毎に消費税額を計算する処理を新たに設け、全てのサロン様にてこの処理での計算を
行うよう統一致します。(『1項目に対して』を選択することはできなくなります。)
『1項目に対して』の設定をご利用であったサロン様におかれましては、
後述の「留意点」を必ずご参照いただけますよう、お願い申し上げます。
<<変更する理由>>
2019年10月1日からの消費税増税・軽減税率対応に伴い、レシートや領収書への
「区分記載請求書等保存方式、インボイス制度」への対応が必要となります。
この対応では、レシートや領収書へ、税率ごとに区分した消費税額等の記載が必須となります。
この消費税額を記載する際に、技術、または店販メニューの1明細ごとに消費税額を計算し、
1円未満の端数処理を行い、その合計額を算出して利用すること。
すなわち「『1項目に対して』選択時の消費税額計算処理」が、制度上認められなくなります。
そのため、SIPSS もっと読む